英語リスニングの壁を突破する7つのコツ

英語が聞き取れない悩みを解消

英語のリスニングに苦戦している方は多いですよね。でも、諦めないでください!

今では外国人と問題なく会話できたり、映画を字幕なしで観たりできますが、最初はまさに「チンプンカンプン」でした。しかし、英語力ゼロながらもリスニングは意外と早く上達し、多くの外国人と友達になることで英語が話せるようになりました。

今回は、そのコツを7つにまとめてご紹介します。

日本人がやっているリスニングの誤解

すべて理解しようとするのは間違い

英語で話しかけられると、一言一句もらさず聞こうと思っていませんか?

それだと、1つの単語を聞き逃すと焦って話がわからなくなります。
実際、日本語の会話でも相手の話は2〜3割しか聞いていません。

それでも内容は理解していますよね。
英語も同様にすべてを理解しようとせず、1つの単語から「こんなことを言っているのかな?」と想像できれば十分です。

1. 完璧主義を捨てる

英語の聞き流しは効果が薄い

耳を慣らすために英語を聞き流す。よく聞くリスニング勉強法ですが、効果はあまり上がりません。残念なことに、英語を聞き流しているだけで、ある日突然聞こえるようになったりしません。

リスニング向上のためには、英語の音の基本を理解することが重要です。

同じ文をゆっくりと言い直してもらっても、理解できないことはよくあります。スピードが問題ではなく、音の理解が鍵だからです。

2. 聞き流しでなく音理解

語彙を増やすのは非効率

知らない単語は聞き取れませんが、リスニングのために大量に単語を覚えるのは効率が悪いです。
会話中に出てこない単語を覚えてもムダです。

重要なのは、会話のキャッチボールができるようにすることです。

単語を覚えることに固執せず、分からない時に質問できる力を身につけましょう。「What does … mean?」この一言で会話が続きます。

3. 語彙力よりコミュニケーション力

リスニングが楽になる方法

日本語にない英語発音

英語にあって日本語にない音を聞き分けられるようになると、リスニングが格段に向上します。

例えば、”see”と”she”、日本語だと、どちらも「シー」ですね。
しかし、英語の音は全く違います。

日本人には似たように聞こえてしまう音の違いを理解することが重要です。
音の違いがわかるようになると、英語の聞き取りやすさが驚くほど変わってきます。

4. 音素を学ぶ

リンキングの理解で聞き取り倍増

リンキングとは音と音がつながる現象のことです。

日本語で「反応」を「はん・おう」ではなく「はんのう」と言うように、「ん」と「お」が連結されます。英語でも隣同士の音がくっついて発音されることがあります。

このリンキングが分かるだけで、聞き取り力が劇的に向上します!

5. リンキングを学ぶ

あなたのせいではない理由

英語が聞き取れないのは、相手の話し方や発音があなたと合っていないからかもしれません。

イギリス英語が聞き取りにくいという人もいれば、アメリカ英語が苦手という人もいます。人によって感じ方は違います。

ベストセラー本『人は話し方が9割』には、話し方が上手くなるコツとして以下のように書かれています。

“あなたが話しやすい人、質問しやすい人、あなたの話に共感してくれる人を相手に、小さな成功を積み重ねていくことだ。”

永松 茂久著 すばる舎 2019年9月1日出版

リスニング上達には相手選びも大事だということです。自分にとって聞き取りやすい相手を見つけましょう。

6. 相性の良い相手を見つける

脳科学を利用する

1つでも単語が聞き取れたら、それを成功と捉えましょう。

これは脳科学に基づいていて、褒めるともっとやりたくなるという本能にアプローチする方法です。go とか you とか簡単な英単語でも聞くことができたら、「自分ってスゴイ」と褒めましょう!

7. 自画自賛する

まとめ

7つの秘訣

完璧主義を捨てる
聞き流しでなく音理解
語彙力よりコミュニケーション力
音素を学ぶ
リンキングを学ぶ
相性の良い相手を見つける
自画自賛する

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