留学と離婚が教えてくれた “自分らしく生きる” 道

こんにちは、ロッコ こと 小山ひろ子です。

今回は、私の人生を大きく変えた経験をお話しします。

あなたの人生は誰のもの?

大人気Netflixドラマ「ブレイキング・バッド」をご存知ですか?

主人公ウォルター・ホワイトは、平凡な高校の化学教師でした。ある日、ウォルターが肺がんだとわかり、自分の人生を見直します。

「僕は今まで選択をしてこなかった」
「これからは自分で選びたいんだ!」

最後に自分の人生を歩みたい。

死を身近に感じ、主人公は気づいたのです。

選ばない人生で後悔

私はガンを患ったことはありませんが、後悔する人生は送りたくないと思っています。

それは、若い頃に「選ぶ人生」を送らなかったからです。

親に言われるがまま中学受験し、先生に言われるがままエスカレーターで高校に進学しました。
電車で1時間の通学がキツくて、通学途中に何度も貧血で倒れました。
なぜ近くの公立に通わなかったのかと、何度も後悔しました。

附属の大学は行きたい学部がなく、外部受験。
ここで初めて人生を選びました。

しかし、英語の成績が悪くて希望の大学には合格できず、なんとか受かった大学に進学。

その後、親が気に入りそうな企業を中心に就職活動し、東証1部上場のIT企業に入社しました。

そして、全然好きではないけれど、親が気に入っている公務員と結婚しました。

“東証1部上場の IT企業で働き、公務員と結婚”
そう聞くと順風満帆な人生のように思えます。

しかし、私の心は満たされていませんでした。

仕事ではやりたいことができず、好きでもない人との結婚生活は辛かったのです。

「なぜ親が気に入るようなことを選んできたんだろう?」
ずっと後悔していました。

この頃、英語が苦手だった私が留学を検討し始めました。

人生が変わるきっかけ

土下座で許可された留学

留学の話をすると、夫は反対しました。彼は嫉妬心が強く、私が浮気するかも知れないと考えていたようです。

私は土下座して留学したいと訴えました。

私の希望は1年でしたが、夫が頑として譲らないので3ヶ月に短縮されました。

それでも留学できる喜びと、夫から離れられる嬉しさでいっぱいになりました。

かつて、こんなに胸が高鳴ったことはありません。やりたいと思っていたことが自分の手で実現できるのです。

英語力ゼロでも、不安より期待が大きく上回っていました。

そして実際に留学し、英語だけでなく多くのことを学びました。
3ヶ月は短すぎるけど、充実した留学生活を送ることができました。

予想外の展開

帰国後、私に待ち受けていたのは離婚。

夫が浮気していたのです。

私が浮気するかもと不安で3ヶ月にしたのに、彼自身が浮気…
(こういう人だから好きにはなれなかった)

しかし、私は怒りや憤りを感じませんでした。

「これで離婚できる!」と心の中でバンザイしました。

3ヶ月に短縮されたのは許せないけれど、離婚できるならそれも受け入れられました。

理想の人生を手に入れる

こうして、留学・離婚をきっかけに変わり始めた私の人生。

それまで「親のため」「会社のため」と生きてきた私の価値観が、根本から変わったのです。

短い留学期間で物足りなさを感じた私は、「また行きたい」という思いから勉強しました。
誰かに言われてやるのではなく、自分の意志で選択するようになりました。

キャリアの転換

次に私が選んだのは、大きなプロジェクトに最初から参画できる会社でした。
年収は150万円ほど下がりましたが、自分がやりたいと思えることにチャレンジする価値は十分にありました。

このプロジェクトでチームリーダーを務め、自分の可能性を大きく広げることができました。これは、自分で選んだ道だからこそ得られた成果だったと思います。

結婚と渡英の決断

そして、英語の勉強を続けていた私に運命の出会いが訪れます。
ニュージーランド出身の男性と知り合い、彼と結婚することになりました。

当時、母が入退院を繰り返しており、難しい選択を迫られましたが、イギリスへの移住を選びました。
以前の私なら母を優先していたと思います。しかし、自分の人生は自分で決めると決意してからは、迷いなく自分の道を選べるようになっていました。

移住から2ヶ月後に母は他界しましたが、後悔はありません。
自分で最善だと思って選んだ道だったからです。

苦難の末に

イギリスでの生活が始めてからも、人生を左右することは続きました。

1年半の間に、3回の流産を経験したのです。40歳目前にして、あきらめるべきかと思いました。

しかし、医師から卵巣嚢腫の摘出手術を提案され、まだ可能性があることに気付きました。手術後すぐに妊娠し、これでダメなら諦めようと覚悟を決めました。

以前の流産のときは「流産しませんように」と祈っていましたが、今回は「流産しても受け入れよう」という心境に変化していました。

そうして、ついに無事出産。

高齢出産、海外での子育てなど、まだまだ課題は山積みです。でも、これは私が自分で選んだ人生。
どんな困難も乗り越えていく覚悟ができています。

理想を追求する

そして、私は次のように考えるようになりました。

  • お金のためだけに仕事はしたくない
  • 親のために職場や住む場所を決めたくない
  • 誰かのために自分の人生を犠牲にしたくない

なぜなら「お金」「親」「犠牲」は、人生を後悔することになるから。

本当に私がやりたいのは、

  • 誰かの問題を解決すること

システムエンジニアとして働いていた時、ITシステムによって問題を解決することにやりがいを感じていました。しかし、予算や社内政治によって表面的な対応に終わることも多く、不満を抱えていました。

システムエンジニアでは解決しきれない。
では、IT以外で人の役に立てるのは何か?

様々な選択肢を検討した結果、コーチという道を選びました。
コーチはお客様の目標達成や自己実現をサポートする存在だからです。

私の経験から得た知識とスキルを活かして、あなたが直面する挑戦を共に乗り越え、目標達成のお手伝いをしたいと考えています。

もし、あなたが、

誰かのためでなく、自分のために生きたい
人生を自分で選択したい
自分が幸せになることで、周りを幸せにしたい
我慢ではなく、自分らしく生きたい
臆することなく挑戦できるようになりたい

そう考えているなら、あなたは人生を変えることができます。

でも、次のような言い訳で自分を制限していませんか?

「仕事が忙しいから」

「子どもがまだ小さいから」

「親の面倒をみなきゃいけないから」

「自分には無理だから」

「上司に従うしかないから」

そうやって「ブレイキング・バッド」の主人公のように、何も選ばない人生を歩みますか?

それとも、誰かのためではなく自分のための人生を歩み始めますか?

私は、あなたの夢の実現をサポートします。
一緒に、自分らしい人生を歩み始めましょう!

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