イギリスの無料医療と日本の生命保険の活用法

今回は、イギリスでの医療事情と日本の生命保険を上手に活用する方法についてお話しします。

海外に移住を検討している方には、とっておきのお役立ち情報です!

イギリスの無料医療制度

イギリスでは、NHS(National Health Service)という国民保健サービスが提供されており、居住者であれば基本的に医療費は無料です。

手術や入院費用も含まれており、非常に充実した医療サービスを受けることができます。
私はイギリスに移住してから、この制度で下記の治療や検診を受けました。

  • 妊娠・出産
  • 卵巣嚢腫摘出、卵巣摘出 ※給付金がもらえた
  • 四十肩の治療
  • ピロリ菌の除菌

日本の生命保険とイギリスでの医療

意外と見落としがちなのは、日本で加入した生命保険がイギリスでの医療にも適用されるということです。

私は日本にいたときにプルデンシャル生命の医療保険に加入していました。この保険は、日本国内だけでなく、海外での医療費もカバーしてくれます。

私の体験:卵巣嚢腫摘出手術

移住後、私は卵巣嚢腫摘出の手術をイギリスで受けました。
この手術の費用は一切かかりませんでしたが、保険の給付金を請求することができました。

まず、手術日が決まってからプルデンシャル生命の担当ライフプランナーに連絡しました。
イギリスで手術を受けることを伝え、給付金請求ができるか確認したところ、請求ができるとのことで、英語で書かれた入院証明兼診断書を送って頂きました。

手術当日、担当医に入院証明兼診断書を渡して記入してもらいました。

その入院証明兼診断書と給付金等請求書(プルデンシャル Cyber Centerからダウンロード可能) をライフプランナーにメールで送りました。

ちなみに、担当医にお願いできない場合は、GP(かかりつけ医) にフォームを持っていけば、記入してもらえます。

給付金請求の流れ

  1. 保険会社指定の英語版フォームを入手
    プルデンシャル生命の担当ライフプランナーから英文フォームを送付してもらいます。
    手術前に入手しておくと良いです。ただし、手術後でも病院やGPへ行く手間はかかりますが、問題ありません。
  2. 給付金等請求書をダウンロード
    プルデンシャル生命のウェブサイト Cyber Center から取得できます。
  3. 担当医にフォームを記入してもらう
    担当医が難しい場合はGPでもOK。
  4. 必要書類をプルデンシャル生命へメールで送信
    迅速に対応してもらうために、必要書類を漏れなく添付。
  5. 給付金の受け取り
    約1週間で手続きが完了し、10万円が支払われました。

最後に

イギリスでの医療制度は無料なので、手術日までに時間が掛かることがあります。

急ぐ場合や安心して手術を受けたい場合は、日本で治療を受けるという選択肢もあります。
そのためにも、日本で生命保険に加入している人は海外移住後も継続することをオススメします。

また、日本で治療を受けなくても給付金請求ができることがあるので、医療保険について確認しておきましょう。

皆さんも、海外での生活をより安心して過ごせるよう、保険の活用をしっかり考えてみてくださいね!

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